一目惚れした相手の正体

高校生の時に、カフェの店員さんに一目惚れをしてしまいました。ですが、高校生の私にはカフェというのはかなり敷居が高くて、遠くからチラッと見る程度だったんです。スラリとしていて、ギャルソンの格好がすごく似合っていて、横顔だけなのですが、鼻筋が通った素敵な人でした。少し長めの髪を後ろで束ねているので、多分、休日はバンド活動とかしてるんだろうなぁ。と、思ったんです。

 

声もかけられませんでしたが、ただ横目で見るだけで幸せで、私は用もないのに何度も何度もその店の前を通りすぎていました。

 

そして、高校を卒業してすぐに私は運命を感じました。なんとそこのカフェでアルバイトを募集していたのですっ。私は急いで履歴書を書くとカフェへと向かいました。 そして、すぐに採用!やったぁ。と、私はあの憧れの店員さんを探しました。

 

そして、自分が出来る最大限の笑顔を見せて挨拶をしました。 「よろしくお願いしますっ」 自己紹介をして頭を下げると、 「こちらこそよろしくね」 と、言われました。嬉しぃ。でも、なんか声が女性的な気がしたんです。もしかして?恐る恐る顔を見ると、やっぱり女の人っ。なんと彼ではなく、彼女だったのです。この店の女性は全員ギャルソンの格好が当然なのだそうです。もちろん私もギャルソンの格好をしました。それでも彼女の姿を見るとドキドキしてしまうので、なんだか宝塚のファンの人の気持ちが分かったような気がします。

浮気相手

居酒屋ホールでバイトしていたときの話です。 ピンポン、とチャイムが鳴ったので向かうと、サラリーマン二人組がいました。 彼らは帰ろうとしていて、お会計を頼まれました。お会計を持って行くと、「何歳?今度のもうよ!番号教えて!」と言われ、連絡先を交換しました。

 

後日友だちを交えて4人で飲みにいき、3次会までいったところで、2人・2人に別れてしまいました。 わたしは、男の子の家にいくことになりました。 そして、飲み直し、「かわいい!好き!」といってくれ、嬉しくなりました。 わたしは「じゃあ付き合ってよ!」と言ったのですが、なぜかごまかされその話はスルーされ続けました。少し悲しかったけれど、好きと言ってくれてるしいいか、と思い我慢していました。 そんな中、友だちたちを交えてその人の家で飲んでいました。楽しく飲んでわたしと友だちは帰宅しましたが、後日友だちが部屋にヘアアクセサリーを忘れてしまったといっていたので、わたしからその彼に連絡しました。

 

ヘアアクセサリーが見つかったので、保管しておいてくれ、後日遊ぶときにわたしに預ける約束で終わりました。 何日か後、朝起きるとその彼から大量の着信がありました。なにかと思いかけ直すと、知らない女の人が出て、ぶち切れられました。「二度と会うな、わたしたち婚約してるんだぞ」などなど、、罵倒され続けました。電話の終わり際に、彼が電話に出て、「ごめん。2度と連絡しないし連絡先も消すから。ごめん。」と言われ、切られました。 それから全く音沙汰はありませんが、関わりたくもありません。

一度ふられた人と今いっしょにいます

彼との出会いは18歳、専門学校の同級生でした。私はそれまで女子高で、しかも男子とはほとんど交流のない学生生活で、大学に進学したらがんばって彼氏を作りたいと思っていました。ですが、大学受験に失敗し、専門学校を選び、その時はやや挫折のスタートだったのです。

 

男子とほとんどかかわりのない学生生活から、いろんな人が集まる専門学校で、彼はかなり珍獣的というか、珍しいタイプの人でした。見た目はヤンキータイプでもあり、だけど話すとちょっと面白みがあり、私の秘めたる笑いのセンスと合致する感じがしました。音楽好きという共通項もあり、何となく話すうちに、この人は私と一緒にいるべきではないか? と、私は思い込んでしまったのでした。

 

告白に躊躇しないタイプの私は彼に好意があると言ったのですが、どうも、あまりいい返事はもらえず、それでもわりとしつこく行ったら、今度はほんとうにしっかりと振られてしまいました。 そうとうショックを受けたので、話もできなくなり、そのこと以外に家族の問題が発生したので、みんなで一緒に遊ぶこともしなくなりましたが、卒業までには少しずつ私から話しかけ、何かあれば連絡し合えるくらいの関係にはなりました。

 

その後、会うこともなく年数がたちましたが、10年後に会ったクラス会から、連絡を取り合うようになり、会わない間私のことを思っていてくれていたということも聞いて、今度は付き合うようになり、今は結婚して家庭を持っています。 お互いのタイミングが合わなかったのが、やっと合って、一緒になることができましたが、きっと必要な時間だったのだと思います。こんな風にいっしょになれることもあるので、縁とはわからないものです。

初めての一目惚れ

私がいまの旦那と両想いになってから2年になりました。彼との出会いや思い出や同棲生活を振り返ってみるとたった2年なのに色々ありすぎて、今でもこうして仲良くいられるのが夢のようです。 彼との出会いはSNSで出会ったのが始まりでした。

 

お互い知らない間にフレンド同士で時々つぶやきに反応してリプライを交わす程度の仲でしたが、ある日都内のゲームイベントに参加しようと話していたら前日に飲み会を開こう、というダイレクトメールが彼から送られてきました。そこで主催は彼で私がお店探しと幹事を担当することになって色々ダイレクトメールのやりとりしてる内になんとなく彼のことが気になり始めたのがきっかけでした。

 

飲み会の当日、彼の顔も声も知らなかった私はすごく緊張していました。生で見た彼は想像してたよりも全然違っていて、顔は少し怖い感じで、声も大きく、近くにいる人へどんどん絡んでいく堂々とした姿は当時はとても驚きはしました。

 

でもいつもSNSでは可愛い顔文字を使ったり、女子力高いことをブログに載せているのにギャップの違いに萌えてこれはこれでアリだな、と私は一目惚れしてしまいました。 飲み会も終盤を迎えて私は意を決意して「メアド交換しませんか」と彼にお願いしたところあっさり断られてしまいました。理由はなんと彼には既に彼女がいて、しかも最近その彼女と結ばれてこれから結婚する予定だ、という衝撃的な事実を知ってしまい私は絶句しました。とても泣きたい気持ちは抑えて「おめでとうございます」とだけ伝えて席を離れました。 それ以来なんとなくSNSで絡むのも控えて、彼の日々の幸せそうなつぶやきを私はそっと見守って応援することにしました。

 

 

しかしある日突然彼はSNSに全く浮上しなくなりました。風の噂では結婚を約束してた彼女が浮気相手と同棲するため、置き手紙だけ残して出て行ったらしいということです。後から聞いた話だと突然婚約破棄と同時にマンションにあった彼女の荷物どころかこれから共同して使うはずだったソファやベット、電気製品などほぼ全て持っていってしまったといいます。 私は彼が全く浮上しなくなったのは数年間ずっと信じてきた彼女に裏切られ深く傷ついて落ち込んでいるからじゃないか、と想像してとても心配でたまりませんでした。

 

ダイレクトメールを送ってるみるもののやはり返信は一切返ってきません。傍にいれず何もしてあげられない自分はとても無力でした。 そんなある日ようやく彼から返事が返ってきました。話を聞くと、予想通りとても落ち込んで精神的に病んでしまい携帯もまともに触れず、引きこもりになってあまり外に出られてないと話しました。私は彼を前のような元気な姿に戻ってほしいと願いも込めて彼をデートに誘いました。 そのデートを機に私達は前よりもずっと仲良くなれて彼もどんどん元気になっていきました。それから半年後に彼から告白、1年後にはプロポーズと晴れて夫婦になることができました。

 

そして結婚してすぐ子供を授かり今年の春に長女が産まれて、今は3人で家族仲良く暮らしています。 最初はもう絶対無理だろうと諦めていた恋がお付き合いどころか、その人との間に子供を授かることができるなんて過去の自分に伝えても絶対に信じてもらえないと思います。

もし結婚していなかったらたぶんひがみっぽいままの嫌われ独身女になってしまっていたかも… http://nanakuse.net/archives/55

 

もう二度と彼を悲しい思いをさせたくないので絶対に裏切らないと強く決意しています。時々喧嘩はしますが、その時はまた付き合う前の頃をを思い出しつつ夫婦仲良く死ぬまで一緒に生きていきたいと思います。

彼氏の誕生日

お付き合いを始めてから、もう2年以上になる彼の誕生日の日のお話です。 誕生日はおめでたい大切な日です。 もちろん1ヶ月くらい前から、何をしようかな、何をあげようかな、と色々考えていました。

 

ただお付き合いが長いとこれまでにも色々なプレゼントを渡しているので、選択肢が狭くなってしまって、とても悩みます。 結局マグカップを購入しました。 そして誕生日当日、私の性格上、誕生日の話題がなかなか出せず、プレゼントをあげるタイミングを逃し、渡しそびれてしまいました。 プレゼントは今でも私の手元です。

 

本当にどうしようか悩みました。 そして出た答えは、お付き合いした記念日にプレゼントを贈ることにしました。 もうすぐ区切りの日がくるので、それに合わせて旅行でも行って、そこでプレゼントを渡そうかなと思っています。 まだ未定ですが、頑張って旅行に行きたいと伝えようと思います。

 

あとは、もう1つくらいプレゼントを用意できたらいいかなとも思っています。 記念日だから、お揃いのものとかで考えています。 もう自分の優柔不断さにはこりごりです。 もっと自分に自信を持って行動できるようになりたいです。 今もまだ、これからどうしていくべきか悩み中です。

高校の先輩に一目惚れした思い出

高2の春。教室が変わり昼休みに外を眺めていると、中庭でサッカーをしている先輩たちがいました。その中でもひと際目立っていたのがロン毛の先輩。特にロン毛が流行っていた時代でもないのになぜかロン毛だったのですが、三代目にいそうなイケメン!!!笑

 

 

友達はロン毛なんてありえないって笑っていたけど、私は一目惚れしてしまいました。 それからどうやって知り合いになるかを考えた結果、結局待ち伏せしてアドレスを聞くことにしました。 放課後、下駄箱前の階段下で先輩が来るのを友達と一緒にドキドキしながらまっていると、遂に先輩が走って駆け下りて来ました。 名前は知っていたので、先輩の名前を呼び「アドレスを教えて下さい!!」と言うと、とても驚いた顔をしていました。今思えば突然知らない人に声を掛けられかなり驚くのは当たり前ですよね!ある意味逆ナン!笑 先輩は驚きつつもアドレスを教えてくれました。

 

 

家に帰ってワクワクしながらメールをして、たわいもないやり取りを交わしました。 数日後、チャンスがやってきました。先輩はバンドでベースをやっていて、次のライブに招待してくれたのです。 ライブ中の先輩は更にかっこよく、ますます気持ちは高まりました。ライブ後は一緒に帰ることになり、初めて先輩と色々話すことができました。 それから数回デートを重ね、その先輩とは付き合うことができました。 勇気を持って声を掛ければチャンスはやってくるんだな〜。今でも懐かしい思い出です。